2003年10月6日〜10月10日

柳川=福岡空港=青森空港=弘前=岩木山八甲田山奥入瀬渓流=十和田湖=青森空港
=福岡空港=柳川

福岡から青森

岩木山とリンゴ園

岩木山とリンゴ園

10月6日柳川発8:42の電車、久留米発9:30の高速バス、福岡空港発12:00、青森空港着14:00でいよいよ今度の登山旅行が始まる。空港からバスで弘前駅に向かい、駅からは今日の宿、旅館の山陽からの迎えのバスに乗り込む。途中弘前城の横を通り、ねぶた会館を案内してもらう。道中の道路側の鈴なりの赤いりんごに北国に来たのを感じる。宿の近くの岩木神社に参拝して明日からの登山の無事をお祈りする。

♪赤いりんごに唇寄せて、黙って見ている青い空 、りんごは何にも言わないけれどりんごの気持ちはよくわかるりんご可愛いや可愛いやりんご

岩木山(標高1625M)

岩木神社

岩木神社

7日5:30起床、7:35岩木神社(標高170M)を出発する。神社の参道を歩き、拝殿前で左折して、杉林の道を登ると、神苑桜林という桜の名所にでる。ここは花見の時期には多くの人で賑わうそうだ。公園を抜けスキー場のレストハウスの下を通り、砂利道を進むと雑木林の登山道に入る。しばらく見通しのよくない登山道を行くと、大きな石がある姥石にでる。ここからは昔は女人禁制だったそうである。壊れかけた火の見やぐらがある。9:30
ここからしばらくゆるやかな道を進むがすぐ急登となる。視界が開けたところに、焼止まりの避難小屋があり、ここまでの所要時間は3時間である。小屋からすぐ大沢にはいり、沢の中を登る。傾斜が急で、大きな石がゴロゴロして
姥石

姥石

歩き難い。ここの難所は「坊主ころがし」と言う名が付いている通り危険な箇所が続く。途中で振り返ると、急斜面の下に弘前方面が見える。沢の水がなくなった所に、錫杖清水という湧水があり、冷たい水が疲れを癒してくれる。沢を登りきったところに、種蒔苗代という池がある。昔神さまに奉納する米を作ったと言われているそうだ。急坂を登ると鳳鳴ヒュッテが建っていて、ここが八合目スカイラインからの登山道の合流点である。
12:00ここで食事を兼ねた休憩を30分程とり、山頂に向かう。急な落石止めのある坂を二つ登って、大きい石が積み重なった山頂にたどり着く。12:20
山頂には岩木神社奥宮と避難小屋があり、360度の展望が楽しめる。真下には黄色に色づいたブナ林が日差しを浴びてとても美しい。 遠く津軽半島、日本海、白神岳、八甲田山が望める。山頂まで所要時間5時間。

坊主ころがし 紅葉 山頂

弘前方面の眺め

山頂付近からの眺め

山頂

下山は鳳鳴ヒュッテを通り、リフトでスカイライン八合目の駐車場まで降りる。レストハウスの横から登山道を下ると、しばらくは急な坂だが、20分ほどでブナやナラの自然林にはいる。よく手入れしてあって歩きやすい。岳温泉に到着は15:45 。

ブナの遊歩道 ブナの自然林

ブナ、ナラの自然林

ブナ、ナラの黄葉

岩木神社から出発して岳温泉に到着するまで、休憩時間を含み8時間10分かかった。標高差 1460mを比較的快適に登れたのは、好天気と心地いい風とブナに代表される自然林の黄葉の美しさのおかげである。

八甲田山

井戸岳

今から登る赤倉・井戸

8日5:30起床、7:30チャーターしたマイクロバスで八甲田山ロープウェイ乗場行き、100人乗りのロープウィで10分で標高差650Mの山頂駅(1320m)に着く。田茂萢岳(タモヤチダケ)一帯に広がる山頂公園「八甲田ゴードライン」の八字形の遊歩道を歩く。9:45発、 春夏の花のシーズンは多くの高山植物が見られるそうである。真赤に色づいたナナカマド実とアオモリトドマツのコントラストに目を奪われながら行き、稜線にとりかかる。しばらくは緩やかだった坂も急坂に変わる頃は、周りもハイマツに
赤倉

赤倉岳の火口壁

変り視界がひらけてくると、そこは1521mのピークである。右手は火口壁が崩れたようになっていて、以前登った韓国岳の頂上を思い出す。茶褐色と赤い断層になった断崖が以前火口だった事が判る。小さい祠のある赤倉岳(1548m)を通り過ぎ、ロープと丸太で出来た丈夫な柵と丸太で整備された道が彼方に見える井戸岳まで続いている。
井戸岳(1550m)は噴火口の頂で、ここでも又高千穂峰のお鉢を思い出す。ここからはガレ場を丸太と防護柵で固めたジグザグな道を下ると、側に小さい池のある大岳ヒュッテに着く。11:58
昼食を兼ね休憩を30分程とり、ザックを小屋に置いて八甲田大岳に登る。このあたりでは低くなったアオモリトドマツの間を抜けると、ガレ場の急登となり、崩落しそうな石がゴロゴロしていて、細心の注意をして歩く。
階段

下毛無岱への階段

八甲田大岳山頂(1585m)は広く、平坦で眺望が楽しめ、 津軽半島、下北半島、陸奥湾、八幡平などが望める。目の前には三角錐に近い高田大岳が見える。 少し休むと涼しさを通り越し、寒くなったので、下山を開始する。12:50 大岳ヒュッテを経て酸ヶ湯温泉を目指して下り始める。トドマツの林を抜けると上毛無岱の大湿原が広がって、整備された木道を歩くことになる。 上毛無岱から下毛無岱の間に長い木の階段があり、そこからの眺めは湿原に点在する潅木の紅葉と、それを紅葉した山々が取り囲み息を呑む美しさである。湿原の真ん中にある真新しい舞台のような休憩所から少し紅葉を楽しむ。
湿原を過ぎるとブナ、ナラ林の黄葉に歓声を上げながら、緩やかな整備された道を歩く。笹の茂るガレ場の急坂を下るとそこは酸ヶ湯温泉(930m)である。ここからの黄葉は今が一番の見ごろだそうだ。到着15:30

階段より 大岳 紅葉

階段から下毛無岱を見る

湿原から大岳を見る

下山途中の紅葉

酸ヶ湯温泉

酸ヶ湯温泉

 酸ヶ湯温泉は国民保養温泉第一号に指定された、300年の歴史のある温泉だそうで、木造作りの建物は風情がある。ここの千人風呂は有名で広い浴槽には乳白色の湯が溢れ、程よい湯加減で疲れをを癒してくれる。
ロープウェイを利用して標高1320m地点からの行動なので、比較的楽ではあるが、三つのピークのある変化に富んだ面白いコースだった。

奥入瀬渓流・十和田湖

酸ヶ湯温泉を8:13十和田湖行きのバスに乗り、途中焼山の今日の宿に荷物を置いて、奥入瀬渓流の石下戸で下車する。少し下流の三乱(サミダレ)の流れから、渓流に沿った遊歩道を子の口まで約三時間歩く。豊富で澄み切った渓流は変化に富んでいて、ブナやナラの原生林に覆われ遊歩道は永く歩いてもあまり疲れを感じない。紅葉には少し早く、時々トリカブトが紫の花をのぞかせていた。
子の口は十和田湖から奥入瀬渓流に注ぐ水門で、ここから遊覧船に乗り湖面からの紅葉を鑑賞して、対岸の休屋で下船する。 ホテルやお土産物が多くある休屋でしばらく散策し、八戸行きの最終バス15:10で焼山の宿に向かう。 焼山温泉で疲れを癒し、4日間の行程を思い出しながら休みについた。

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弘前のねぶた 弘前のねぶた 弘前のねぶた

弘前のねぶたの形は扇型が主流です